ホテル客室清掃員サブリーダーのブログ

ホテルや旅館の客室清掃が心底好き。掃除が好き。キレイが好き。客室清掃に役立つ豆知識とか、たまには毒を吐いたり。

禁煙の客室でタバコを吸う人はもはや客ではない、かもの件。

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今日はなんと4時起き(通勤40分、作業は6時から)で仕事だっため、この時間に帰宅してあとはゆっくりできる幸せな1日です。

 

帰宅してみると、うわぁ〜今日はこのあと何もないのかぁ〜なんて幸せな1日なんだろうか!

 

と思ってはみるものの、朝4時頃の私は「あと5分でいいから眠っていたい」状態。それでもそんな頭の中の悪魔と闘いながら「仕事だ!行くしかないだろ!」と、自らを奮い立たせて1日がスタートするわけです(苦笑)

 

今日は禁煙の客室でタバコを吸っちゃう人って、その後部屋がどうなっているか分かってます?ということについて書きたいと思います。

 

ここ最近、喫煙者の肩身がどんどん狭くなっていきますよね。私自身はタバコは吸いません。タバコの煙は嫌いですが、だからといってタバコを吸う人まで嫌いになるわけじゃありません。

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しかし、禁煙の客室内でタバコを吸う人は嫌いです。ダメといわれているのに、何故禁煙の客室でタバコを吸われるのでしょうか?(苦笑)

 

そういう方って、海外のホテル行かれたときも同じように禁煙の客室だった場合、お部屋でタバコを吸われているのでしょうか?

 

今まではお咎め無しだったとすれば、それはただ運がいいだけだと思いますね。たとえば、韓国や台湾、シンガポールなどでは結構厳しいですし、韓国なんてデカデカと「もし客室内でタバコを吸ったら罰金◯◯◯◯◯₩」なんてよく見かけますし、向こうの人って結構怖いですよ、ホテルによっては。。

 

えっ?韓国は行かないから自分には関係ない?

 

ほらほら〜それですよ、そういう問題ではないんですよ!
そういう自分勝手な考えがよくない!

 

まぁ、いえば小学生でも分かるようないけないことをやっている方に今ここで私が言っても今日からピタッと止めるはずもないことは分かっていますので、今日は、禁煙の客室でタバコを吸われた場合、その部屋はその後どのような作業になるのか、について説明しますね。

 

禁煙の客室を提供するということは、「禁煙の客室×◯◯時間滞在」というサービスを売っているわけです。

 

だから、禁煙であるべきはずの客室からタバコのニオイがしたら絶対にNGです。だって商品(サービス)が違うんだもの。分かりますよね?

 

たとえば、右利き用のハサミとして売られていたから文具屋で買ってきたのに、帰宅して開けてみたら左利き用のハサミだったらダメでしょ?それと同じなんです。製品もサービスも同じ。こんなことはあたり前田のクラッカーです。

 

あたり?まえだ?のくらっかー?なんですか、それ?

 

いいのいいの。今はそういうことを言っているんじゃないの。私は怒ってますよという話しをしてるんです!

 

ホテルや旅館などの宿泊施設では、「禁煙室」として売るべき客室でタバコを吸われると、そのタバコ臭を除去できるまで「喫煙室」として売るか、もしくは売り止めにしなければなりません。分かります? 状況によっては「喫煙室」として売る場合もありますが、これまでずっと禁煙ルームだった部屋を1回タバコ吸われてしまったからといって継続して喫煙ルームにするケースなんてほどんどありませんよ。

 

だから、そのタバコ臭を全力かつ丁寧に除去するという作業が追加されます。

 

作業に時間や手間がかかり、1日その部屋を売り止めにしたら宿泊施設側では単純に1泊分の機会損失が発生する可能性があります。

 

えっ?部屋を提供できる状態だったとしても、予約が入ったとはかぎらないだろですって?

 

だぁかぁらぁ〜そういうこと言ってんじゃないんですよ。そもそも、私は「機会損失の可能性」と言っているではありませんか。しっかり話しを聞きなさいよ、このバカちんが!

 

えっ、バカ、チン?えっ、なになにシモネタ?

 

(...もういいや、無視しよう)

 

禁煙ルームでタバコ臭が発生し、換気だけで解決されない場合、オゾン脱臭機を使用します。少しのタバコ臭なら数時間〜1日半程度の全力換気でそのニオイが気にならないレベルになるときもありますが、そうなればその間部屋を売れませんし、状況によっては換気しづらいときもあるんです。(天候や部屋の作り等)

 

それでは困るということでホテルや旅館などの宿泊施設では決して安くはないオゾン脱臭機という機器を使って急速脱臭します。

 

そのオゾン脱臭機の費用は、禁煙だと言われているにもかかわらず、客室内でタバコを吸うお客様(と呼んでいいものか)に負担していただきたい。そんなことは無理ですし、半分冗談ですが、ダメだと言われていることを平気でするような大人で恥ずかしくないのですか?誰に対してとかではなく、自分の中で恥じたりしないわけですか?

 

いかんいかん。こうして書いているうちに過去のモンスターお客様が頭に浮かんできてボルテージが上がってきてしまいました(苦笑)

 

禁煙ルーム(窓前回とか関係ないし、バスルームで換気扇付けて吸うとかも関係なし!)でタバコを吸っちゃう人は、清掃員は自分の母ちゃんだと思ってみてはどうですか?

 

あなたの母親が高齢になっても仕事をしている。その高齢な母親の仕事は清掃員。部屋が汚れればあなたの母親がその負担を見えないところでカバーしている。作業が増えている。清掃員が自分の母親だとしても、同じように迷惑かけて平気な顔していられますか?

 

いい大人なんだろうから、こんなことでも母ちゃんの力を借りず、今からでも遅くないから人様に迷惑かけない大人になりんしゃい!

 

P.S.私は東京出身です。

オゾン脱臭機「オゾンクラスター1400」が気になる木

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このぉ〜木なんの木〜
気になる木ぃ〜♪

懐かしい、、、
気になって調べてみたら、第9代CMでいきなりなんかオシャレな感じになっていたんですね。

私と同じくすごい暇な方用にここにおいておきますね。
「日立の樹」歴代テレビCM


ところで、今日は現場でよく利用されているオゾン脱臭機のことについて。
清掃現場でよく見かけるオゾン脱臭機といえば、オーニット社の剛腕、オゾンマート社のオースリークリア2とかオゾンメイドかな。

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画像:オーニット

他のもたまに見かけるけど、私もそうですが現場ではこの3機種が人気だと思います。使い方もシンプルだし、持ち運びは女性でも苦になりません。他メーカーのオゾン脱臭機は、性能云々というより、スペックを考慮すると価格が異常に高かったり、メンテンスが面倒だったり、アフターフォローがかなり雑なところもあるようです。(製品に何か問題があっても、問い合わせとか清掃現場は忙しいので、そんなことでいちいち時間を確保できない)

 

それで、ちょっと聞いてくださいよ。

 

急に、「アルコール噴霧器の導入を検討している」なんてことになりまして。「えっ、それはまたずいぶんと急ですね」なんて話になったわけなんです。

 

アルコール噴霧器というのは、その名の通り、アルコールを噴霧する機械です。アルコールは殺菌力が高いので、壁とかにシュシュシュっとね。そういうやつです。薬進さんのスプライザーとかが有名かな。(うちがスプライザーの導入を検討しているという意味ではありませんからね。念のため)

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画像:薬進

で、これまた別の人がそれを聞いて、「あっ、なんかオゾンマートさんからオゾンクラスター1400という上位機種が出たみたいですよ」とか言うわけですよ。いつも大して意見を出さないのに、こういうときにかぎって思いつきみたいに発言して話しをややこしくする人って絶対にいますよね。まぁ、人はいいんですが(苦笑)

 

この時点でもう話しごちゃごちゃ。意見は2つしか出てないのにすぐに混乱するおじさんたち。おじさんばかりなので、情報を上手にパパパっとさばけないのね(苦笑)

 

アルコール噴霧器の導入を検討していると言った人は「えっ、オゾンマートさんが?そうなの?どれどれ」とか言いながら、みんなで話している場で1人だけ自分の(普段は大して使っていない)iPadでオゾンクラスター1400の商品ページを見始めたり。あなた、普段は全然iPadを使ってないじゃないですか。こういうときだけ。しかも、今はみんなが揃って話している貴重な時間なんだからそんなことしている場合じゃないでしょ、みたいな。

 

一方、オゾンクラスター1400の話しを出したおじさんは、「おっ、アルコール噴霧器ですか。いいですね〜」と言ったきり、もうこの場に興味なし。どうせ「あぁ、今日の昼飯どこに食いに行くかなぁ」くらい思ってるんでしょ!君だよ!君がオゾンクラスター1400の話を出したから今こうなっているわけ!アルコール噴霧器がいいってんなら、今ここでその話し出すなよ!そしたらすんなり終わって君はもう今頃昼飯を食いに出かけているんだよ!(←もちろん私の心の声です)

 

「あっ、◯△(私です)君、このアルコール噴霧器とオゾン脱臭機って、今のうちだとどちらを導入するのがいいのかみんなが分かるようにまとめて報告もらえるかな」

 

ほら、きたよ。だいたいいつものパターンですよ。もうちっとも驚きませんよ、私は。

 

その後、3時間ですよ。3時間。調べましたよ。問い合わせて確認もしましたし、比較検討もしました。

 

結論から言うと、オゾンクラスター1400を買ったほうがいいと思うよ、という報告書になりました。

 

理由は、主に4つ。

 

1.コスパの問題
アルコール噴霧器もいい。それは認める。けど、本格的なオゾン脱臭機が数台購入できる価格である。コスパを考慮すればオゾン脱臭機の方が圧倒的に高いだろう。

 

2.新しいものに慣れるコスト
オゾン脱臭機であれば、メーカーや製品が変わっても、使い方はさほど変わらない。ましてやこれまでオゾン脱臭機を導入済みの会社であればオゾンやオゾン脱臭機の説明や教育もすでに受けているはずだ。一方、アルコール噴霧器というまったく違う機械を使いこなすためには、効果だけではなく、まず第一に作業員やお客様への安全の配慮が必要。そのためにアルコール噴霧器についていろいろ学ぶ必要がある。そのコスト。

 

3.残留性と効果の範囲
オゾンが脱臭・除菌後、酸素に戻って完全無害化するのに対し、アルコールは残留性があること。それに、大事なポイントがもう1点。それはアルコール除菌(殺菌含む)って何にでも効果がありそうなイメージですが、実はノロウイルスには効果なしなんです。ホテルや旅館などの宿泊施設でノロウイルスは絶対に撲滅しておかないといけないやつです。

 

4.オゾンクラスター1400がダブル放電管+6年間メンテフリーだった
これはオゾン脱臭機を所有していれば分かると思います。通常、オゾン脱臭機の放電管って、1本です。放電管は長時間放電させていると熱を持ち、徐々にオゾンの生成量が落ちたり、放電管自体が摩耗したり性能が低下する原因になったりします。放電管がダブルになれば各放電管の負担も軽減され、性能低下しづらい(これはデカい!)というわけです。

しかも、週5日間、年に50週稼働させると、約6年間メンテナンスフリーですって。メンテナンスフリー、マジ大切です。同社のオゾンメイドも結構良い製品ですが、月に1回程度放電板の清掃が必要です。

で、グレード的にはこれと似ているオゾンメイドのオゾン生成量は1,000mg/hr。新製品のオゾンクラスター1400は、製品名にもあるとおり1,400mg/hr。加えて7枚のプロペラがついた大型のファン設計。生成したオゾンを部屋中に拡散できるように、普通のファンではなく、この機種専用に作った大きなファン。風量は2.6L/min。風量大事ですからね〜。この風量は大変魅力的。仕事も大幅にラクになりそう。なのに、価格はオゾンメイドとさほど変わらないときたら、こりゃ、もう決まりでしょう。

 

私が報告したら、「へ〜そうなんだ。じゃあ、それで」だって。おいおい、アルコール噴霧器導入しようと言い出した勢いはどこいっちゃったんだよ、ヘイヘイてな感じです。ということで、オゾンクラスター1400を導入することに決まりました。

 

とはいえ、欲をいえば、オゾン脱臭機とアルコール噴霧器が2つあったら完璧だと思います(._.)
  

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画像:オゾンマート

 
うちは予算的にオゾンクラスター1400で問題なかったですが、あまり予算がとれないという場合は、同社のオースリークリア2がおすすめです。

 

全然話し変わりますが、先日弟夫婦が家に遊びにきまして娘ちゃんが畳の部屋でジュースをこぼしました。畳の上にジュースをこぼしたときは水拭きと乾拭きを何度も繰り返し、その後ドライヤーがあればドライヤーで乾かすとすっかりきれいになりますよ。あっ、窓をあけて風も入れて下さいね。より念入りにということであれば、「畳専用洗剤」というものがあります。除菌成分が入っていてダニよけにもわりと効果ある商品もありますが、個人的にはセシールの畳汚れ職人をおすすめします。興味ある方は、「セシール 畳専用」とか「セシール 畳汚れ職人」で検索してみてください。

 

うぅ、自分で言っておきながら日立の樹のメロディが頭から離れない、、

このぉ〜木なんの木ぃ気になる木ぃ〜♪
名前も知らない木ですからぁ〜♪
名前も知らぁなぁい〜木ぃにぃいなるでしょう〜♪

お茶を飲む日本人の方が多いわけ、常識だろ?そんなことも分からないのか?の件

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その昔、私が転職活動をしていたとき。そうあれは20代半ばのときです。

 

ただ転職活動をしているだけでは貯金が減っていく一方なので、その間は週に何日かアルバイトをしようと考えホテルの客室清掃員に応募しました。当時の私は今のように客室清掃の業界の内部事情などもよく知らず、今考えれば安易な考えだったなぁ〜なんて思います。

 

「清掃業界なんて慢性的に人手不足でまず落とされることはないだろう」
「清掃なんて誰でもできそうな仕事だし、ラクそう」
「主婦の方でもやっているわけだから私でも務まるだろう」

 

当時の私は、心の何処かでそんなふうに思っていたんだと思います。(今思うとこの考えは大きく間違っていたわけですが)


基本的に4.5時間の労働時間になります。ベテランの方になると10部屋以上、新人は最初は3部屋、これぐらいから任されます。ホテルの客室清掃員、ベテランの方に共通していることですが、異常なまでに清掃員という事にプライドを持っています。(今の私も自分の仕事にプライドをもってやっています)

 

自分の仕事にプライドを持つのは素敵な事であり、誇りとしていい事だと確かに思います。むしろそうしなくてはいけないとも思います。しかし、そのプライドは当時のあまい考えの私には異常にも感じました。

 

一般の方からすると、「清掃員」は定年を迎えお小遣い稼ぎの為に、そうしたイメージを抱く人も少なくないでしょう。当時の無知な私もそう考えていました。だから年配の方が多いのだろうとも感じていました。内情はとにかく人の出入りが激しいですし、当時の私のようにアルバイトでという方がほとんどなのでどうしてもそうなってしまいます。しかし、それが清掃員を本業としている方々には気にくわない、これが露骨に仕事中に出ます。

 

当時私の働いていたホテルの清掃員はもう軍隊のようでした。今こうしてブログを書いている途中で再度当時の情景を頭に思い出してみますが、やはりそれはもはや軍隊です。

 

それ故にほとんどの人が口を利きません。朝の集合時からベテランのおばさん以外はほとんど委縮していました。一言でいうならば「絶対服従」に尽きると思います。長く続けている方は自然と指示をするような立場になり、その立場が快適なのでしょう。今まで自分がされてきたことをこれでもかと言わんばかりに新人をいびりまくります。

 

当時の私も見事なまでにその洗礼を受けました。ベッドメイキング一つにしてもシーツが曲がっている、浴室清掃にしても汚れが落ちていない、そうでなくてもそう言ってきます。これはもう尋常ではないケチのつけようで、嫌には全くならないのですが「この人大丈夫かな?」と心配してしまうほどです。

 

私が部屋を任されて一部屋終えるとベテランおばさんは隅々までチェックしに来ます。「全くできていない」ヒステリー状態の声が毎回毎部屋で起きます。どんなに綺麗にしても確実に何かを探していびられます。

 

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画像:芝パークホテル

私が言われていたのは例えば、ホテルにはコーヒーセットなどが置いてありますよね?ティーバッグなどがあります。どこにも文句がつけようがないのでしょう。「これさ、コーヒーの下にお茶が置いてあるよね、お茶を飲む日本人の方が多いわけ、常識じゃない?逆にするでしょ?そんなのもわからないの?」一事が万事こんな調子でした。

 

なんでそんな発想になるのか私自身は言われるたびに腹の中で笑っていました。やはり清掃員という響きが自分自身どこかしら嫌なんでしょう。見下されていると感じているのでしょう。誰もそんなことは思っていませんし、私も職業として必要不可欠な仕事だと思っていますし、実際私はその後も清掃員人生を歩んでいます。

 

アルバイト、やはりそういう人には「そんな甘くはないんだよこの仕事は」という何でもいいからせめてもの自己誇示をしたい人も中にはいるんですよね。(今思うとその気持は分からないでもありませんが)当時の私は転職先が決まり清掃のアルバイトは辞めました。その後、オフィスビルに通勤し、営業職に就いたりしましたが、その数年後から清掃員人生を歩むことになろうとは当時の私は0.1%も思っていなかったでしょう(苦笑)

 

今では清掃のことをよく知る「ベテラン」になりましたが、今当時を思い返しても、「これさ、コーヒーの下にお茶が置いてあるよね、お茶を飲む日本人の方が多いわけ、常識じゃない?逆にするでしょ?そんなのもわからないの?」にはクスッと笑ってしまいます。

 

いや、そういうこともあるかもしれない。なるほどね。けど、そんな言い方しなくてもいいでしょ、みたいなw

全米の客室清掃員が泣いた!ここが大変だと思う客室清掃の場所3選

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どうも、こんにちは。
タイトルの「全米」とかまったく関係ないです、すみません。。

 

通常の客室清掃にかける時間って、大体決まっています。お客様がチェックアウトをしてから、どんどんと客室の掃除をしていきますが、次のチェックインまでにすべてをセットしなければいけません。ですから、客室清掃員は段取りよくテキパキと掃除を進めていかなくてはいけません。

 

通常、チェックアウト後の掃除の場合は、普段通りの掃除で問題ないことが多いのですが、部屋に入ってみてちょっとびっくり、この掃除は時間がかかるかも…と思うことも多々あります。そんな客室清掃員のここが大変と思う掃除をご紹介します。

 

・タバコの灰は勘弁して!

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さすがにホテルや旅館といったところでは寝たばこは火災の原因になるので危険ですし、あまりする人はいないような気がします。しかしタバコを吸いながらついつい灰を床に落としてしまうということはよくある話。それがすこしの量であれば問題ありませんが、灰が残ると部屋の匂いの原因にもなるので、少し掃除を入念に行わなければいけないなと気を引き締めて掃除をする瞬間です。

一番困ったタバコの灰は、絨毯の隙間や畳の隙間というところに入り込んだ物。これをとるためにブラシを使ったり、掃除機を使ったり…。やり方を間違えると灰がどんどん奥に入りかねないので、慎重に掃除をすることを求められます。とはいえ、私たち客室清掃員はそれが仕事です。頑張ってピカピカにしますです。


・スーツケースの擦った跡

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旅行を快適にするためのグッズにスーツケースがあります。このスーツケースを運び入れたり、開けたり閉めたりするときに、キャスターの跡が壁につくことがあります。通常の場合は、洗剤をつけてスポンジでこすればとれることも多いのですが、中には、全然取れない物も。またスーツケースの角で壁紙に傷がついている…ということも少なくありません。

こうなると、汚れを落とす、また壁紙をなるべく修復できるようにくっつけるという作業が必要なので、客室掃除に時間がかかることがあるので大変だなと思う瞬間です。とはいえ、私たち客室清掃員はそれが仕事です。頑張ってピカピカにしますです。

 

・子供の落書きとシールに泣かされた…

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最近では親子で泊まれるプランなどもあるので、客室に親子連れで宿泊するということは少なくありません。しかし、子供というのは、ホテルに泊まるというだけで興奮しますし、いつもと違う環境に戸惑うことも。親はそれをなだめるために、あやしグッズなどを持ち歩いています。そんなグッズの中によく見られるのが、お絵かき、塗り絵、シール遊び。

気を付けて遊んでくれるのならいいのですが、「気をつけながら遊ぶ子ども」などこの世には存在しないといっていいでしょう。しかも、遊んでいるうちは興奮しますし...紙をはみ出して書いた跡、シールをあらゆるところにベタベタと張った跡。そしてそれをはがした形跡。いろいろな親子を想像することができます。

そこで困ったなあと思ったのが、油性のマジックで書かれた落書きと、なかなか剥がれないシールだったのです。もちろん時間をかければ落とすことは可能ですが、客室の清掃をする時って、ある意味時間勝負であることも多いのです。その中できれいにすることを求められるので、落書きとシールを除去するのは簡単ではないのですね。とはいえ、私たち客室清掃員はそれが仕事です。頑張ってピカピカにしますです。

 

客室清掃員をしていて、大変だなと思った瞬間を3つあげてみました。どれも「うんうん」と納得できるものもあるのではないでしょうか。客室清掃員のプロとして、清掃残しは恥!だからこそ大変だなと思う清掃の場所なのです。

 

とはいえ、私たち客室清掃員はそれが仕事です。頑張ってピカピカにするまでです。

ホテルの客室清掃員の仕事内容について

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ホテルの客室清掃は、施設の高級感やお部屋の広さ等も違うので、全く清掃員の経験がないと難しいのでは?と思われます。でも、そんなに難しく考えなくても、最初は未経験でも先輩社員と一緒に清掃の研修がありますので安心です。

 

ホテル内の客室清掃の仕事はどんなものなのかを紹介します。

 

・客室清掃員の仕事の研修

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客室清掃員はホテルによってマニュアルが完備されていて、清掃員の経験があるなしに関わらず、最初はそれを体験しながら説明を受けるために、先輩社員と清掃の研修があります。

研修期間は1日で終わるホテルもありますし、施設によって厳しい基準を設けている場合は、2.3日研修を受けた後先輩社員のチェックを受けながら、1週間ぐらい仕事を覚えてから1人で清掃に入る場合もあります。 ホテルによっては最初から2.3人ぐらいのチーム制で1つの客室清掃するところもあるので、勤務するホテルによって若干清掃員の待遇が違います。

 

・客室清掃員の仕事内容と手順

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客室清掃員は、お客様がチェックアウトした後の時間からチェックインするまでの間(午前10時~午後2時ぐらいまで)に清掃を行います。

ホテルによってチェックアウトとインの時間が異なり若干のずれはあります。客室数が多いホテルの場合は、その時間内にかなりの数を清掃する必要がありますので、スピーディに清掃するスキルが必要です。

客室清掃の手順は、まずごみを集めて、客室内に忘れ物がないかのチェックをします。 次に室内のテーブルやベッド周り、ユニットバス等の清掃をします。 ホコリが出やすいので、水回り等が片付いてから床の掃除機をかけた方が、清掃が二度手間にならないので最後にかけるほうがいいです。その後、室内のシーツ類やタオル、バスマットの交換をします。 チーム制で1つの客室清掃する時は、リネン、ごみの回収と掃除機掛け、水回りの清掃担当等に分担して作業することもあります。

ベッドメイキングは、シーツのはり方にシワがあってはいけないので、簡単そうに見えますが中々難しいため、そのコツを先輩社員から指導してもらえます。最後に室内の備品やアメニティの交換と補充を行います。この交換作業がとても大切で、ホテルの清掃レベルはそこで判断されやすいので、清掃員が気を付けるポイントになります。

シャンプー等の消耗品の使用状況を確認して新しい物への交換と、室内のグラス類とお皿の交換も必須ですが、ついうっかり忘れる清掃員もいるので要注意です。ひと通り清掃が完了すると、清掃チェックリストで漏れがないか最終チェックして、客室の清掃担当をした清掃員の名前を記入するカードを置いておくホテルもあるので、あとでお客様にクレームを受けないようにしっかりと行う必要が有ります。

 

・客室清掃員の仕事をするメリット

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清掃を普段自宅でしない人でも、研修がありますので手際よく清掃する方法を身に付ける事ができ家庭でも役立ちます。

ホテル内のスタッフの一員として、責任感を持って取り組んでやりがいもある仕事です。 清掃を請け負っている派遣会社を通して様々なホテルの客室清掃を行うこともあるので、一度経験するとしばらくブランクがあっても年齢を問わずにできる仕事なので再就職しやすいです。

 

・まとめ
ホテルの品質を判断する材料になるので、同じ清掃員でもスピーディで細部に至るまで責任を持って取り組むことが大切です。清掃のノウハウを身に付ける事ができて、家庭でも役立つメリットがありますので、年齢を問わずに始めやすい仕事だと思います。

お湯が抜かれないままの浴槽にバスタオルを浮かす意味とか、ちょっと意味分からないんですけど...

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むかし、むかし、自転車で行ける距離に新しくビジネスホテルができ、アルバイトを募集していたのがきっかけで、清掃員の仕事をすることに。
私にもそういう時代があったなぁ(遠い目)


この仕事を始めてみて、いままで自分がホテルに泊まった時、良かれと思ってやっていることが、清掃員的にはそんなに嬉しくなかったんだなと分かることが多々あります。

 

例えば、使ったパジャマやタオルを綺麗に畳んだり、シーツのしわを伸ばしたり。ぶっちゃけ紛らわしいのでこれらはぐちゃぐちゃのままでOKです。

 

どうせランドリーカートに突っ込んじゃうので。部屋を荒らしたまま出るって、なんとなく落ち着かない気持ちは分かるんですけどね。 ただ、あまりありえない場所に放置されるのは困るかも。ベッドの下にペットボトルを押し込んであったのを見つけた時は、さすがに「なんでこんなことを?」って思いました。

 

清掃仲間の話では、お湯が抜かれないままの浴槽にバスタオルが浮いてたこともあるそうで、なんだかなあと思いますよね。(想像したらなんだかちょっと怖い気もします...)

 

できれば、ペットボトルなどのゴミは、ゴミ箱に入らなければ、その近くにまとめて置いていただけると大変助かります。中身は捨てて下さってあるなら尚助かりますが。

 

そういえば、冷蔵庫に忘れ物?捨てていった物?どちらか分からないけど、アイスクリームやペットボトル、お菓子などが残っていることも。ホテルによって対応は異なりますが、多くのホテルでは基本、食品類は1日保管したあとは処分してしまうようです。

 

薬などもあったりするので、チェックアウトの前はよく確認して下さいね。 忘れ物か捨てていった物か、というケースで最近多いのは、何と言ってもスーツケースですよね。

 

これはニュースでもちょっと話題になっていたような気がしますが、特に訪日外国人のお客様で、日本で購入したスーツケースに荷物を詰めて、使っていたスーツケースをそのまま放置して行かれるんです。

 

これ、ホテル側は本当に困っているようです。1か月くらいで処分しているそうですが、処分するにもお金がかかる時代ですしね…。

 

忘れ物の逆の話として、備品のタオルや灰皿、トイレットペーパーまで持っていってしまうお客様もたまにいらっしゃいます。灰皿なんて欲しい人いるのかーって思いますけど。こういうことがあるので、我々は室内清掃のほかに、欠けている物がなにかないかチェックする手間が増えちゃうんですよね。

 

うちの場合(現在)、紛失備品の補充は清掃パートじゃなくて従業員の方がやっているようです。 嬉しかったことは、部屋に備え付けられているコメントカードに「お世話になりました」「ありがとうございました」などのメッセージが残されていることですね。褒められるのは単純に嬉しいです。

 

稀にチップが包んであることもありますが、現金は基本的にホテル側が回収します。そしてパートや従業員のおやつ代になってます(笑)
※当然ですが、一度ホテル側にしっかり申告しますですm(__)m

 

黙って懐に入れておけばいいのに…と思う人もいるかもしれませんが、万が一お客様から何らかの連絡があると問題になりかねないので、やめた方がいいよーと、指導役の従業員の方からはキツく言われているケースが多いと思います。過去にそういうケースがあるそうで…。

よくある宿泊客と清掃員の本音

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ホテルの清掃員は基本的に午前中の仕事です。 過去に私が勤めていたあるホテルでは宿泊客がチェックアウトするとフロントから清掃責任者が管理するパソコンにチェックアウトした部屋番号の色が変わるようになっていました。それを見てフロントに鍵をもらいに行き客室の鍵を開け清掃を開始するのです。チェックアウトは大体のホテルが10時となっているかと思いますがギリギリですとチェックインまでの時間がなく急いで清掃しなくてはいけなくなりますし、清掃に入る9時前までにはチェックアウトしていて欲しいなというのが清掃員の本音です。

 

宿泊客というのは色々な方がいます。
また宿泊客からしたらこれはいいのかな?と思う事でも清掃員からしてみれば毎日の事と慣れた事がほとんどです。しかし中には理解できない宿泊客の方もいます。

 

よくある事としてまずあげられるのは備品関係ですね。
使用しなかったシャンプーなどです。これはいくらでも持ち帰っていただいて結構です。タオル、浴衣まで持ち帰ってしまう強者の宿泊客までいますが清掃員からしてみればそんな事は日常茶飯事なので何とも思いません。

 

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靴ベラ、コップ、グラスを持ち帰る方はいくらでもいますし何とも思いません。私の勤務していたホテルもそうでしたが旅行用の小さいシャンプーではなくてしっかりしたポンプ式のシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、これらも持ち帰ってしま方もいます。まあ家に持ち帰って詰め替え用だけ買って使うんですかね...

 

私も清掃員をやる前は小さい旅行用のシャンプーセットでさえ「これ持ち帰っていいのかな?」とハラハラしていたものです。

 

さすがに枕...は、ないですよね...

 

ホテルの枕は大きめで気持ちいいですからね、わからないではないですがこれはちょっと日常的には無いですよね。でもたまにありました。どんな気分で持ち帰ったのでしょうかね。「連絡こないかな?」とかやはりドキドキなのですかね。無くなってしまったものは基本的に補充するしかありません。枕がなくなっていようと倉庫から持ってきて終わりですね。特段大騒ぎする事でも報告する事でもなんでもありませんので。

 

しかし当然なのですができるだけやめて欲しいですよね(苦笑)

 

チェックアウトの際にドキドキされてしまうのが部屋汚し過ぎたかな?こう思われる方もたくさんいらっしゃると思うんです。普通の方なら思いますよ。ただ、ホテルという場所はクリスマスを過ごしたり、お正月、お誕生日、様々なお祝い事に使用されるお客様もたくさんいますから。 鍵を開けてる。お酒の瓶はゴロゴロ、おやつのごみが部屋中に散乱、使ったコンドームに血の付いたシーツ、この辺まではもう慣れています。特にクリスマスの時は朝礼でごみ袋を多めにカーターに積むように指示されていましたから。

 

しかし物には限度というものがありまして、まだ酔ったままチェックアウトされたんですかね。テーブルの上に椅子が積んであったり、ドライヤーをコンセント抜いて持って帰られたり、そこまではやり過ぎです。清掃員の境界線は宿泊客の境界線より明らかに緩いんですが、ここまでは勘弁してほしいものです。